５歳児きりん組の卒園が近づくにつれ、子どもたちの成長をお祝いしてくれているかのように、桜のつぼみが膨らみ始めました。

いよいよ卒園まであとわずか。
今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、園での様々な活動を自粛・縮小してきました。
制約がある中でも、最後に子どもたちと何か楽しい思い出をつくりたいという職員の思いから、５歳児きりん組の子どもたちを対象とした思い出作りとして『ウッド＆アートデー』を行いました。

この日は昨年度に引き続き「くるまだち木工室」から講師の草野先生をお招きし『私をつくろう』をテーマに木を使ったワークショップを行いました。

材料選びでは、「こっちのパーツにしようかな、それともこっちにしようかな」とじっくり考え、あれこれ悩みながら組み合わせて、世界に1つだけの作品作りを楽しみました。
使用した木材は、岐阜県関ヶ原で育った“今須杉”です。
様々な自然物に触れながら作品作りを行う中で、木の香り・やわらかさ・温かみを感じ味わうことができました。
イキイキとした雰囲気の中、自分で材料を選択し自分で考えて作った、十人十色の「わたし」
は、どのお顔もとても素敵にできあがりました。
１時間の製作時間では物足らない子は、午後からも夢中になって作品作りを楽しんでいました